台風は過ぎたと思いきや吹き返しかビュービュー
土日は『くらしの今昔をみんなで考える全国フォーラム2017』に参加。
地元の避難訓練が雨で中止になったので急遽、2日目も参加。おかげで学びが豊かになりました。
昨年の初めてのフォーラムでは、理解力が働かなった。所属常任委員会の所管に当たるのだが、『交通』なるものが、私の苦手分野。物理や化学の類と同じ。わかったフリすら出来なかった。
今回のテーマに『福祉との連携』があった。
高齢者の移動に着目。自動運転の研究成果発表もワクワクしたが、地方自治体としては、2025問題に関わる重要政策となる。
介護保険制度の総合事業が始まり、国から自治体の実施となった。その中で移動は極めて大きな位置にある。地元の高齢者から「介護サロンまで手押し車での往復は辛い」「町のイベントに行く足がない」「お爺さんの運転は怖い」と聞く。
この現状が高齢者の引きこもりを起こし、介護度を上げ、医療費を上げる。
筑波大学院久野譜也教授の講演
運動不足による死亡リスク、認知症リスクは以前から言われている。車依存の地域とメダボの関係性も高い。しかし、既に高齢者に運動をしろ!と言っても今更取り組まない。まして便利な生活を手に入れた世代に、少し不便に戻って体を使って!は届かない。
たしかに、地方創生予算で健康ロードを整備したりラジオ体操事業を推進したが、活用している方を見ていない。
教授曰く、お出かけの目的(イベントや買い物)を作り、移動手段を選択できる様に工夫すれば、知らず知らずのうちに歩いている。
歩く運動は1日あるいは、週で累積が可能だそうだ。自宅から駅までが歩けないのなら、そこにコミュニティバスやデマンド交通が補足する。イベントも運動公園から駅前での開催にシフトするのもあり。乗り物に乗っている間、つま先立ちしなくても良い。(その話題わかってる人いるかな?)その前後、荷物持って歩くことで十分な歩数になる。
確かに、栃木県内での移動はオール車。こうして東京に来ると、靴擦れするくらい歩く。階段がキツイ。ひ弱。運動不足高齢者予備軍。
先ずは、交通担当と介護、高齢者担当が話し合うこと。その為に、受益者に生の声を聞き取ることから始まる。
今現在企画中の介護の講演会に取り入れよう。
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