2018年1月18日木曜日

高齢者を支える


学びの喜び。

地元で開催している防災学習会の次なるお題は民生委員さんからのリクエストで『高齢者の避難』
高齢者にとって、雨の降るなか、余震の続く中、自力で避難は難儀なこと。ましてや体育館の雑魚寝はさぞ難儀。だから、行きたくない!となる。

そこで、高齢者対応のプロ、介護施設事業者に話を聞く。
制服を着た男性消防団員より顔見知りの近所や民生委員の方が聞き入れやすい。
高齢者の性別でも対応する側も配慮する。
聞き入れてくれたら感謝する。

どれもこれも納得!
先ずは訓練に生かしたい。

続いて、那須塩原市『公共交通について住民懇談会』に参加。

合併して面積が拡大した地域には大きな課題。
公平性を言い出したら財源が追いつかない。
何もしなければ高齢者の不活発生活で医療費その他の問題に発展する。

この難題に立ち向かう担当課。
長期計画策定の為の市民の意見を9地区で聞きまくる。(今まであまねく分野の先進事例の聞き取りでは、大体このケースになる。スピード感をもって、こまめに地域を回る。予算どりの際にここまでの突っ込んだ計画を財政に提示しているのでしょう)

参加者の意見の多くは、停留所まで歩けない高齢者が多い現状。
名古屋大学加藤先生の『高齢になって、車に乗れなくなってからじゃ電車やバスは乗れない、今からですよ!』の言葉が回顧する。

市民から得た情報。その中からすぐできるもの、他部局と連携するもの、民間活力に繋ぐもの。この先、どんな形て具現化されるのが楽しみです。

わが町にバスは走ってないので(駅と大学病院間のみ走行)、学びは還元しにくいですが、良いものを見られて満足です。

2017年12月24日日曜日

共に頑張ろう!

今年最後の登校拒否親の会

1年間大変お世話になりました。

ある日突然、学校行かなくなったんです。

絞り出すように話し出す親

私には経験したことのない苦しくて先の見えない親の思い

学校に行けなくなった子供達は不登校になるずっと前から心傷つき、誰にも打ち明けられず、やっとの思いで学校を行くことをやめられた
これ以上、学校に通えばもっと自分が壊れてしまうかもしれない怖さがあるから

でも、突然の出来事に親は驚き、ありたけの言葉で学校に行くよう子どもを追い込む

『保護者』である親が保護してくれないどころか、先生と共に圧力をかけてくる

多くの親がかつて我が子を追い込んだことを悔い、初心者の親に優しく語りかける
生きているだけでいいじゃない!

初心者の親の顔には困惑と驚き、そして気づき
『そうだったんだ…。』
『かわいそうなことしてたんだ。』

誰もが我が子のためにとそうしてしまう。
インフルエンザなら学校休むことを誰より進め、優しく看病してやれるのに。
心の痛みは目に見えないから

先ずはママ達の息抜きの場を整えてあげたい
話して、学んで、パワーを貯めて

議員でなければ、存在すら知らなかった集い
本当にありがとうございました
これからもよろしく

2017年12月20日水曜日

ママさんの熱い想い

師走も半ばを過ぎ。

私の車の前を走り去ったのは野うさぎ。
姿川にイノシシが現れて驚いたばかり。
壬生町は転入者が増えておりますが、どうも人口増に関わらない方達も多い。

群馬は桐生市に行ってまいりました。

講師はUターンの女性
高齢化率34%を超えるふるさとをなんとか活性させたい、賑わいを取り戻したいと、熱い想いでNPOキッズバレーを立ち上げました。

空き店舗は市の公有物件。
活性化事業や子育て系の受託事業をはじめ、スペース賃料、子どもやママ向けイベント参加料、商店街の店舗で扱う商品でカタログギフトを販売し収入源とする。

彼女の凄いところは、持続性を出すために、受託費を貰わなくても賄える体制にしていきたいと目標を立てている。
今、存在するNPOの難しさは公共性を持ちながら、自主事業でいかに収益を上げるか。
スタッフの給与をアップさせ、やりがいを持続できるか。
経営感覚があり、かつ、商品、サービス開発能力を持つ又は取り込む力を持つこと。簡単ではない

因みに講師の背中には赤ちゃんが背負われてる。

結婚しても、子どもを産んでも、自分の能力を発揮できる場が欲しい。

そうだよね。その通り。

2017年12月10日日曜日

子どもの居場所を作る

つつがなく1日が終了です。

地元自治会の餅つき大会。

少し前までパパさんの参加は少なかったのですが、家族全員参加が多くて何より。
団塊の世代の先輩達も「今時の若いモンは!」ではなく、子育ては地域で支えよう!と理解して頂いてきた分、参加しやくなったかな。

県学童保育連絡協議会研究会

子ども子育て新法の改正によって、学童保育の運営主体は市町村の責務となり、保育園同様、運営指針を持って保育のあるべき姿を示した。
素晴らしいことなのですが。
役所の担当者はこれを理解し、既存の実行者に対し改正の趣旨内容を伝えて、支援者、指導者の処遇改善を含め制度の見直しを図るところ、実際はなかなか出来ていない。
国からの補助も手が出ていない。

責任問題にしている場合ではなく、役所の担当者、現場の実行者、保護者が学び子どもの居場所をより良くしていく努力をしなければならないです。

2017年12月9日土曜日

介護セミナー反省会

外は寒いのでウォーキング、うちが寒いのでコタツでアイスバックスの応援中!

介護セミナー開催の反省会。
私以外は皆さん大先輩ですが、意見が出るわ出るわ。次回の企画もあっという間に出来上がり。

これまで様々なまちづくりを私が企画から実施まで深々と関わりましたが、先輩方に少しお手伝いするだけで、充分完成度の高いことが実現できる確信を得ました。これからはこのやり方でいこう!

さて、本日の下野新聞に掲載された記事は気になるものが多い。
いよいよ年度末に向かって新しい防災マップが出来てきます。
27年の関東豪雨では想定外の浸水があり大きな被害が出ました。
決算議会では防災マップに載らない河川以外の用水路の氾濫情報について町担当に確認。
特別な基準を設け対応するとの回答を得ました。


また、国保の都道府県単位化で、国内の多くで保険料アップと予想されていた為、現状維持で、とりあえずホッとしました。しかし、現状維持は国の公費投入によるものの解説。いずれ値上がりは避けられないのでしょうね。先行きが不安です。

2017年11月7日火曜日

親子で防災

久しぶりに子ども科学館にくる。
子どもが小さかった頃、ロケット公園と言っていた。

本日は母親クラブの連協、栃木県地域活動連絡協議会の研修。
『母と子で学ぶ災害への備え』を学ぶ

講師はもちろん防災士会理事長の稲葉茂氏

子ども達も楽しく参加。
クイズやグッズを作りながら防災を肌で感じました。
女性目線、ママ目線の防災が広がることを期待します。

子ども科学館はネーミングフラグで企業の名前が付いたが契約が切れたのか、名前が戻った。
施設のそこかしこにラベルをはがした跡が残る。
時間の流れを感じます。

2017年10月31日火曜日

くらしの足を支える

台風は過ぎたと思いきや吹き返しかビュービュー

土日は『くらしの今昔をみんなで考える全国フォーラム2017』に参加。

地元の避難訓練が雨で中止になったので急遽、2日目も参加。おかげで学びが豊かになりました。

昨年の初めてのフォーラムでは、理解力が働かなった。所属常任委員会の所管に当たるのだが、『交通』なるものが、私の苦手分野。物理や化学の類と同じ。わかったフリすら出来なかった。

今回のテーマに『福祉との連携』があった。
高齢者の移動に着目。自動運転の研究成果発表もワクワクしたが、地方自治体としては、2025問題に関わる重要政策となる。

介護保険制度の総合事業が始まり、国から自治体の実施となった。その中で移動は極めて大きな位置にある。地元の高齢者から「介護サロンまで手押し車での往復は辛い」「町のイベントに行く足がない」「お爺さんの運転は怖い」と聞く。
この現状が高齢者の引きこもりを起こし、介護度を上げ、医療費を上げる。

筑波大学院久野譜也教授の講演
運動不足による死亡リスク、認知症リスクは以前から言われている。車依存の地域とメダボの関係性も高い。しかし、既に高齢者に運動をしろ!と言っても今更取り組まない。まして便利な生活を手に入れた世代に、少し不便に戻って体を使って!は届かない。
たしかに、地方創生予算で健康ロードを整備したりラジオ体操事業を推進したが、活用している方を見ていない。
教授曰く、お出かけの目的(イベントや買い物)を作り、移動手段を選択できる様に工夫すれば、知らず知らずのうちに歩いている。
歩く運動は1日あるいは、週で累積が可能だそうだ。自宅から駅までが歩けないのなら、そこにコミュニティバスやデマンド交通が補足する。イベントも運動公園から駅前での開催にシフトするのもあり。乗り物に乗っている間、つま先立ちしなくても良い。(その話題わかってる人いるかな?)その前後、荷物持って歩くことで十分な歩数になる。

確かに、栃木県内での移動はオール車。こうして東京に来ると、靴擦れするくらい歩く。階段がキツイ。ひ弱。運動不足高齢者予備軍。

先ずは、交通担当と介護、高齢者担当が話し合うこと。その為に、受益者に生の声を聞き取ることから始まる。
今現在企画中の介護の講演会に取り入れよう。