2017年10月10日火曜日

学びの秋、その③まとめ


LD学会最終日。
報告は省いて、まとめ。

この一年、不登校の研究に明け暮れる。
不登校要因のうち、いじめられた、先生に体罰受けた、はごく一部。
大多数は家庭環境、学力不振、無気力。
更にこの要因を探ると、見えてくるのが発達障がい。全国的に6%を超える出現率。クラスに2人はいることに。
不登校のうち、圧倒的に多いのが中学生。
想像するに、発達障がいを持つ子どもに適切な対応をせず、二次障がいが起き、そこに思春期が加われば不登校率は当然高まる。

この学会で学んだことは、発達障がいだろうが無かろうが、問題行動をとる子どもがいれば、行動の要因分析をして、クラス運営に改善の手法を組み込む。それも、その子だけを取り出すのではなく、クラス全体で取り組むことにより、孤立をなくす。
その手法を教員や保育士が学び、心理士やカウンセラーと連携して、その実績を広げれば、学校の対応に格差も無くなる。

また、教育や保育の現場で実現出来れば、子どもが過度な受診、投薬治療から解放され、親共々楽になる。
欧米ではこれが標準だそうだ。

あとは、財源。
この学会で発表される先進事例では、『うちの市長はこの分野に熱心で…。』が聞かれる。それも複数。
本当の本物の子育て環境整備はこれなんだ!
現金給付バラマキとは次元が違う。

困り感のある子どもにてを差し伸べれば、全ての子どもが親がハッピーになる!理論。

因みにこの学会の参加者は職域からの研修派遣でなく、自主参加が殆どだそうです。
先進国でありながら、福祉の遅れをとる日本でこんなに多くの指導者が自費で学んでくれている。
もちろん、知り合いの教員もたくさんいる。
先生方、保育士、福祉の専門職、感謝!
主催者の梅永先生、原田先生に感謝!

来年は新潟、上越教育大、新潟大

まだ議員だったら行ってみたい。

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