2017年9月4日月曜日

秋の気配

9月議会は各常任委員会の審査に入りました。
初日は教育民生常任委員会の審査。
本町において、最も予算額が大きい分野になります。
総務常任委員会所属の私は傍聴になります。

委員の皆さんが丁寧に審査を進める中印象的なことがありました。

本町は単独の清掃センターから最終処分場までを保有している県内でも珍しい自治体です。
東日本大震災では東北の自治体より瓦礫の受け入れを引き受けた経緯があります。
この清掃センターが老朽化し、ここ数年多額の修繕費がかかるようになりました。

これについて、私がまだ、新人だった頃、一般質問をしたことがあります。
真岡市のセンター、栃木市のセンターを単独視察し質問の資料として発言。
真岡市では広域化するにあたり、環境条例を制定。
有料化に向け、各自治公民館を職員が行政説明に回り理解を進めました。
また、本町と同じ2つの炉を持っているため、不具合を起こす前に定期的に焼却を止め、中に職員が入り目視をしながらつぶさに点検。
その当時、配置7年目のベテランセンター長が説明してくださいました。

この事例を質問で披露したのですが…。
確か、お決まりの「検討します。」の答弁でした。
それから7年目の今日。
現在の担当者の説明では「定期的に手入れをしていないので老朽化が早い。」と。

お〜〜〜〜〜〜

私は傍聴者なので発言ができませんが、怒りの哀しみとでしばし口が開いたままに。
どこの馬の骨とも分からぬ新人議員の汗にまみれた政務活動は担当者のメモにも記憶にも残らず、なーんの役にも立たたなかったのだと。

虚しさに打ちひしがれていても仕方ないので、前を向いて行きます。

虫の声がやたら聞こえてきます。

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