解散総選挙
地方の末端議員として思うこと
選択の自由がなく、消去法での投票ほど虚しいものはない
とくに若い有権者にとって、自分や子どもの将来を託すからにはこの候補者にこそ!と期待して一票を投じたいだろう。
これは叶うのだろうか。
さて、本日は特別支援学校の授業ボラ。
知的部門の高校生。
社会体験の授業。
詳細はお伝えできませんが、感じたことを。
先日、ある会議での審議でのこと。
知的障がい者の雇用の現場では課題が発生している。と
彼等は就労訓練はされていても、基本的な社会人としての行動規範が不足している。と
給料をもらう以上結果は出して欲しい。
もちろん、障がい者故、出来ないものは出来ない。
出来ることにもかかわらずやろうとしないことはダメ。
例えば挨拶やお礼や詫びるなど。
障がい者雇用促進法の制定で可能性は広がったものの、需要は偏りつつある。
精神障害者で、治療によって安定されている方は健常者と変わらない仕事が可能。
需要が高まっている。
一方、知的障がい者は人数が増えていても、狭き門であり、雇用内容も発展はしない。
親亡き後の生活を生き抜く為には公的サービスに頼らず、可能な方は就労する。
では、どうしたらいいの?
と混乱して、本日のボラに入った。
先生方の言葉がけがピシッとくる。
甘えない、ルールを最後まで守る。
我慢をする。正しい日本語を使う。
出来たら少し褒める。
どうしても知的障がい者の子どもには感情的に優しくしてしまう。
『この子は理解してないのだから仕方ない』と勝手に思ってしまう。
手を繋いで、世間話に付き合ってしまう。
健常な生徒たちには言えることばが言えない。
後数年で職場に立てば甘えさせてくれる人はいない。
給料をもらう立場だ。
だから、先生方は敢えて、生徒たちの為に厳しくしているのだろう。
ボラの私も歩調を合わせよう。
女性のボラに甘えたい生徒たちも終いには諦めた。
やはり、見抜いているのだ。理解しているのだ。
歩くことが面倒な子が汗をかきかき歩き通した。
背中を押していた私の腕もパンパンだ。
的確に出来た行動には満面の笑顔で褒める。
彼等も笑顔で満足する。
これが知的障がい者への教育なんだろう。
まだまだ深いこの世界。
学ばなければ。
2017年9月25日月曜日
2017年9月15日金曜日
9月定例議会を終えて
本日、議会最終日。
二期8年目の自分の判断は果たして住民の皆様の代弁となっているのか否か。
賛否を問われる中で、是々非々の私が私らしくあるのか。
間違っても、近づく改選を意識して有権者受けする行動は慎みたい。
住民の皆様に説明することを想定し。
自分が事業執行する職員の立場だったらを想像する。
今回の議会は28年度決算審査がメインである。
相変わらず医療費の高さが保険税に影響し、払いたくても払えない住民が増えている。
僅か4万人の町に大学病院があることは『住みたい町』の評価が高まる。
一方で高度医療を受けやすいことは一人当たりの医療費は当然高い。
与えられた環境でどう、健康寿命を延伸するのか?
今後も先進事例を提示して行くしかない。
ドキドキ感動
今回の一般質問で盲導犬の受け入れについて質した。
昨年度「障害者差別解消法」についてやはり質問したが、なかなか具現化しない。
それで、犬猫の質問に絡めてみた。
答弁は犬猫の担当ではなく、総務。
要領を用いて盲導犬の受け入れも合理的配慮だと答弁。
議会を終えて、その要領を担当課に見せてもらった。
40を超える具体例を列挙し手厚い要領になっている。
要領を議会に示して頂けなかったことは残念だが、
この取り組みが全ての職員に理解されているならば素晴らしいことだ。
町民のみならず他市町からハンディをお持ちの方がお越し頂いても気持ちよく施設をご利用頂ける。
別段、私が質問しなくてもこの要領は存在しているのかもしれないが、16人の議員の中で唯一質問した私が満足して感動できる取り組みをしてくれている町に感謝。
しみじみ議員を続けたいと思う。
二期8年目の自分の判断は果たして住民の皆様の代弁となっているのか否か。
賛否を問われる中で、是々非々の私が私らしくあるのか。
間違っても、近づく改選を意識して有権者受けする行動は慎みたい。
住民の皆様に説明することを想定し。
自分が事業執行する職員の立場だったらを想像する。
今回の議会は28年度決算審査がメインである。
相変わらず医療費の高さが保険税に影響し、払いたくても払えない住民が増えている。
僅か4万人の町に大学病院があることは『住みたい町』の評価が高まる。
一方で高度医療を受けやすいことは一人当たりの医療費は当然高い。
与えられた環境でどう、健康寿命を延伸するのか?
今後も先進事例を提示して行くしかない。
ドキドキ感動
今回の一般質問で盲導犬の受け入れについて質した。
昨年度「障害者差別解消法」についてやはり質問したが、なかなか具現化しない。
それで、犬猫の質問に絡めてみた。
答弁は犬猫の担当ではなく、総務。
要領を用いて盲導犬の受け入れも合理的配慮だと答弁。
議会を終えて、その要領を担当課に見せてもらった。
40を超える具体例を列挙し手厚い要領になっている。
要領を議会に示して頂けなかったことは残念だが、
この取り組みが全ての職員に理解されているならば素晴らしいことだ。
町民のみならず他市町からハンディをお持ちの方がお越し頂いても気持ちよく施設をご利用頂ける。
別段、私が質問しなくてもこの要領は存在しているのかもしれないが、16人の議員の中で唯一質問した私が満足して感動できる取り組みをしてくれている町に感謝。
しみじみ議員を続けたいと思う。
2017年9月14日木曜日
公共交通のはなし
運動会目指して台風が来るのか?
栃木県庁にて公共交通講演会がありました。
この分野では第一人者の名古屋大学院教授加藤博和先生のお話。
なんと、やや早めに宇都宮にお入りになり、宝木から駒生まで歩いてきた…。
重い荷物を背負ってその土地を足で感じておられる。
高齢になり運転が出来なくなるから、公共交通を利用するなんてあり得ない!
自宅からバス停、駅までの移動。
バス停、駅から目的地までの移動を考えたら公共交通は元気でなければ利用出来ない。
その通り。現役世代がバスに電車に乗ろう。涙
先生ご指摘の利用しづらい公共交通をいくら提供しても高齢者は使わない。
そこで
公共交通会議が目的をもって、皆が公平に、地域資源を総動員して計画を立てているのか?
どの自治体もこの会議は総務、総合政策なり職員の中でもエリートの担当が関わっているはす。
是非、会議の環境、雰囲気、進め方を見つめなおして欲しいですね。
2025年までカウントダウン。
消滅自治体と公共交通、介護の政策の進捗が深く関わってくる。
栃木県庁にて公共交通講演会がありました。
この分野では第一人者の名古屋大学院教授加藤博和先生のお話。
なんと、やや早めに宇都宮にお入りになり、宝木から駒生まで歩いてきた…。
重い荷物を背負ってその土地を足で感じておられる。
高齢になり運転が出来なくなるから、公共交通を利用するなんてあり得ない!
自宅からバス停、駅までの移動。
バス停、駅から目的地までの移動を考えたら公共交通は元気でなければ利用出来ない。
その通り。現役世代がバスに電車に乗ろう。涙
先生ご指摘の利用しづらい公共交通をいくら提供しても高齢者は使わない。
そこで
公共交通会議が目的をもって、皆が公平に、地域資源を総動員して計画を立てているのか?
どの自治体もこの会議は総務、総合政策なり職員の中でもエリートの担当が関わっているはす。
是非、会議の環境、雰囲気、進め方を見つめなおして欲しいですね。
2025年までカウントダウン。
消滅自治体と公共交通、介護の政策の進捗が深く関わってくる。
2017年9月4日月曜日
秋の気配
9月議会は各常任委員会の審査に入りました。
初日は教育民生常任委員会の審査。
本町において、最も予算額が大きい分野になります。
総務常任委員会所属の私は傍聴になります。
委員の皆さんが丁寧に審査を進める中印象的なことがありました。
本町は単独の清掃センターから最終処分場までを保有している県内でも珍しい自治体です。
東日本大震災では東北の自治体より瓦礫の受け入れを引き受けた経緯があります。
この清掃センターが老朽化し、ここ数年多額の修繕費がかかるようになりました。
これについて、私がまだ、新人だった頃、一般質問をしたことがあります。
真岡市のセンター、栃木市のセンターを単独視察し質問の資料として発言。
真岡市では広域化するにあたり、環境条例を制定。
有料化に向け、各自治公民館を職員が行政説明に回り理解を進めました。
また、本町と同じ2つの炉を持っているため、不具合を起こす前に定期的に焼却を止め、中に職員が入り目視をしながらつぶさに点検。
その当時、配置7年目のベテランセンター長が説明してくださいました。
この事例を質問で披露したのですが…。
確か、お決まりの「検討します。」の答弁でした。
それから7年目の今日。
現在の担当者の説明では「定期的に手入れをしていないので老朽化が早い。」と。
お〜〜〜〜〜〜
私は傍聴者なので発言ができませんが、怒りの哀しみとでしばし口が開いたままに。
どこの馬の骨とも分からぬ新人議員の汗にまみれた政務活動は担当者のメモにも記憶にも残らず、なーんの役にも立たたなかったのだと。
虚しさに打ちひしがれていても仕方ないので、前を向いて行きます。
虫の声がやたら聞こえてきます。
初日は教育民生常任委員会の審査。
本町において、最も予算額が大きい分野になります。
総務常任委員会所属の私は傍聴になります。
委員の皆さんが丁寧に審査を進める中印象的なことがありました。
本町は単独の清掃センターから最終処分場までを保有している県内でも珍しい自治体です。
東日本大震災では東北の自治体より瓦礫の受け入れを引き受けた経緯があります。
この清掃センターが老朽化し、ここ数年多額の修繕費がかかるようになりました。
これについて、私がまだ、新人だった頃、一般質問をしたことがあります。
真岡市のセンター、栃木市のセンターを単独視察し質問の資料として発言。
真岡市では広域化するにあたり、環境条例を制定。
有料化に向け、各自治公民館を職員が行政説明に回り理解を進めました。
また、本町と同じ2つの炉を持っているため、不具合を起こす前に定期的に焼却を止め、中に職員が入り目視をしながらつぶさに点検。
その当時、配置7年目のベテランセンター長が説明してくださいました。
この事例を質問で披露したのですが…。
確か、お決まりの「検討します。」の答弁でした。
それから7年目の今日。
現在の担当者の説明では「定期的に手入れをしていないので老朽化が早い。」と。
お〜〜〜〜〜〜
私は傍聴者なので発言ができませんが、怒りの哀しみとでしばし口が開いたままに。
どこの馬の骨とも分からぬ新人議員の汗にまみれた政務活動は担当者のメモにも記憶にも残らず、なーんの役にも立たたなかったのだと。
虚しさに打ちひしがれていても仕方ないので、前を向いて行きます。
虫の声がやたら聞こえてきます。
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