2013年7月29日月曜日

宇都宮少年鑑別所をたずねて。

一般公開イベントに参加。初めて少年鑑別所に足を踏み入れました。国の施設なので決して新しくはありませんが、職員の方達の丁寧な管理が要所に見られます。
所長(素敵な女性の方でした)の説明では少年審判(大人の裁判にあたる)を受けるまでの心の準備時間(4週間)と面接や心理テスト等によって非行に至った原因解明をし、審判に備えるとのこと。
収容される4畳程の個室、面会室、グランド等を見学しました。印象的なのは鉄格子が曲線的なデザインになっており大人のそれとは違っていました。
また、説明では多くの少年たちは補導されたことで悪い仲間から離れられたことを前向きに捉えているとのこと。
また少年達が綴ったノートには親に反抗ばかりしていたが、面会室で泣いている母親を見て本当に迷惑をかけたと、記されていました。
先日の非暴力プログラムを学んだことからも、非行行動をする子ども達が幼い頃からどんな苦しみを体験し、自己表現に暴力や反社会行動を選ぶようになったのかを地域社会が考える必要があります。

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