2013年7月29日月曜日

怒りと悲しみー従軍慰安婦

慰安婦当事者の証言で構成されたドキュメンタリーフィルムの上映会がありました。
オランダ、中国、韓国、フィリピンの女性たち。今現在は辛い過去を背負いながら生活するごく普通の妻であり、母親。
証言は詳細に連行された経緯、慰安所の様子、抵抗や逃避した際に受けた暴力、終戦後故郷で受けたいじめ等生々しく到底、嘘や作り話とは思えないもの。
韓国の女性が見せてくれたのは身体中、日本刀で傷つけられた傷痕です。また、妊娠を本人の過失と決め付けられ無理矢理堕胎。子宮の一部をえぐり取られ一生子どもを産めなくなったのです。
もし、自分だったらもし、私の娘だったら想像を遥かに越えた出来事です。
日本政府は強制連行の証拠がないとして軍の関与を未だ否定しています。
百歩譲って連行が民間人の証拠しか無くても、列をなして未成年女性を性処理に使ったのは間違いなく日本軍の兵士であり、私の祖先なんです。今現在、風俗店で幼い女の子がサービスをしていた場合、店のみの罪で済むだろうか?客は何も問われないのか?
戦争中だから。現地のレイプを防ぐため。性病を防ぎ戦力を保つため。
どれひとつ彼女らを傷つける理由にはなりません。
今幸せな生活をしている日本の女性たちが行動を始める時です。

それにしても男の性欲というものがまったく理解出来ません。
『そこまでして、やりたいの?』この疑問が解けません。

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