2017年8月25日金曜日

配偶者暴力支援について

やーっと、1日が終わりました。

本日は栃木県女性議員連盟の視察研修
配偶者暴力による被害者支援について

場所や機関は明らかに出来ません。
感想だけをお伝えします。

今日、女性の活躍が求められ、自立が進んでいる現在でも、無くならない暴力行為。

男と女
体力、腕力の差。経済力の差。こればかりは永遠に変わらない。
不寛容の時代、ストレス社会、歪んだ性欲の時代
そのはけ口が弱い女性に繰り返し降りかかる。

加害者にとっては単なる性行動。
被害者にとっては一生かけても消えない辛い体験

被害発生から72時間以内であれば有効である、緊急避妊薬がある。だから、悩んでいないですぐに警察や病院に相談をして欲しい。

夫婦や交際相手でも暴力は不法。諦めないで訴えて欲しい。

中高生の被害があまりに多い。学校で教育を受けている時は『自分は関係ない』と思っている。配布された相談先カードは捨てずに財布に入れて欲しい。


この問題に光が射さない限り、この国の女性の本当の自立にはならない。

2017年8月23日水曜日

伝統ある市民力

本日の学び「制服バンク」の在り方

貧困を考える会のメンバーと視察に栃木市都賀公民館、足利市制服リサイクルセンターへ

都賀ではオピニオンリーダーが、足利では消費者くらしの会が運営の担い手になっておられる。

運営の形はそれぞれ。都賀はほとんど手をかけず、無料。足利は平日に窓口担当者がつき、有料。
共通しているのが、目的に環境保全、もったいない精神がある。今日、貧困家庭の利用が増えていても、利用者は広く受け付けている。
やはり、子ども食堂も制服バンクも『貧困家庭』に対象を絞ることは周知や利用が狭まるのだろう。

それにしても、20数年間この活動を継続されている両団体の奉仕の精神は素晴らしい。

自治体の財政力も大切だが、市民の意識は尚かけがえの無い財産である。

帰り道に下野市古山のかかしの展示を見に。
稲穂が垂れ、夕顔が丸々実り、ごぼうの葉が茂る
なんとも素敵なステージ。

こちらも市民力あり。

こちらは仮面舞踏会のレディ。
胸にブローチかと思いきやおお!蝉でした。

ゴロゴロ雷が鳴り出しました。

2017年8月6日日曜日

原爆の日に思う

原爆の日に思う。

昨晩の地元盆踊り疲れに遅い朝食を摂りながら、記念式典をライブで観る。

息子の『で、何で核爆弾落とすことになった?』に私自身、戦争を知らない世代ながらも語り継がれて来たことを伝える。

72年経った今日でも平和どころか世界各地でテロや紛争は無くならない。

広島市長は平和宣言で原爆投下を『絶対悪』と表現する。
しかし、米国とすればこれ以上、戦争の長期化は避けたい。本土決戦より、効果が高いと判断した。結果、終結になる。米国の判断が正当化されている。

当時のアメリカ国民が原爆爆弾のもたらす惨さを理解していたとは思えない。

戦争は母国を守るために、方法論を軽視される。
私とて『イスラム国』の構成員に家族がいることを分かった上で消滅を祈る。その方法は対話でなく武力で構わないとさえ考えてしまう。

国連の核兵器禁止条約採択に回らなかった日本。

安倍首相は式典で『核保有国とそうで無い国が参画し話し合うこと』を明言された。
正に世界の中で日本でしか出来ないこと。
言葉だけでなく、在任中に具体的な行動を起こして欲しい。アメリカ大統領は何を考えているかが見えない方ではあるが、先ずは日本国民にこの国の将来について問いかけて頂きたい。

72年経った今でも

国を守るために御霊を捧げた先人に靖国で手を合わせる人。いや、A級戦犯こそが罪の無い日本国民を戦場で戦わせたと分祀を願う人。

核兵器保持こそがパワーバランスであり、抑止力になると考える人。いや、唯一の被爆国として丸腰こそが尊い存在と考える人。

語り部がおられなくなる前に、若者に子ども達に自分の国の平和をどう守るのか問いかけて欲しい。いや親世代の私達ですら平和ボケである。話し合う場を作って欲しい。

それこそが道徳であり、英語教育の前にやるべきことと考えます。