久々のヒット!
足利市第三者調査委員会報告書を読む会主催
日本スクールソーシャルワーク協会名誉会長山下英三郎氏の講演を聞く。
昨年から研究し続けている『不登校対策』
不登校の子どもが多いので対策をしっかり!てな質問では意味がない。
子どもを取り巻く環境全体に目を向け、とりわけ疲れ切っている先生達に力強く教鞭をとってもらうために何をするべきか?
一年以上学んだ中で、本日確信を得ました。
山下先生は日本のSSWの草分け。自身アメリカで学び、日本に持ち込み定着された方です。
当初、SSWは定着しないと多くの専門家たちから批判されたそうです。
学びの核
肩書き、資格に捉われず、子どもの人権擁護を本分とする人間。周りの人間誰もが取り合わない状況でも、その子の言葉に耳を傾け、その子の代弁者になれる人間。(非行を繰り返す子どもにこそそうせざるを得ない理由がある)
問題を抱える子どもにばかり、目を向けがちだが、子どもに関わる環境との相互関係を見よ。
組織の人間でありながら、孤独でよい。
教育委員会で配置されれば、当然、教委から給与をもらい、上司の命令に従う。それでも教育組織や学校、教員のために動くのでは無く、子どもに寄り添う。クライアントは子どもである。
だから、教員の再任用は問題がある。
一見、学校に背を向ける立場の様だが、その子の子どもの課題が軽減され、再度、安心して授業が受けられる様になれば学校や担任にとっても結果良しである。そこを目標にするためにも、誰かを忖度することのない第三者の目線が求められる。
既に県内で自治体単独のSSWが成果を上げていることを確認しています。
2019年までに中学校単位に全国で1万人のSSW配置を文科相は打ち出しました。
わが町に、学校に行きたくても行けない子ども達の為にスキルの高いSSWが配置されることを要望します。
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